2009年12月16日水曜日

12月22日のキラカフェで「終末期医療」を語りましょう

こんにちは。 寒くなってきました。 皆様いかがお過ごしでしょうか?


12月22日、ひさびさに 消化器外科医 RB Lemonによる医療講座を行いたいと思います。テーマは「終末期医療」。


余命半年といわれたら、皆様はどう過ごしたいですか? 終末期医療の現状と問題点を皆さんと一緒に語り合いたいと思います。まず、RB  Lemonより終末期医療の現状を数枚のスライドでお話した後、クロストークを行う予定です。


興味があるかた、22日夜10時にキラカフェにお集まりください。


場所はいつものキラカフェです。 http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


 


 

2009年12月4日金曜日

2009.12.8 Yan Lauria 冬休み特別講座

画像はStephen Openheimer 「人類の足跡十万年全史」より

 「海中に沈んだ氷期の人類の足跡をたどる」 
 現在生き残っている唯一の人類、ホモ・サピエンス・サピエンスは、今から15万年以上昔にアフリカの大地溝帯で出現し、最終氷期の訪れとともにアフリカ大陸からの脱出に成功します。

険しい山脈、広大な砂漠、先住する旧人類が、彼ら彼女らの行く手を阻みます。
 ホモ・サピエンス・サピエンスの足跡は、大半が大噴火した火山灰に埋もれ、氷期の終焉で海中に沈みましたが、遺伝子解析や過去の気候復元などによって、徐々に明らかになってきました。その足跡をスティーブン・オッペンハイマー「人類の足跡十万年全史」ほかのデータをもとにたどっていきました。

スライドはこちら: 2009_12_8_Yan.ppt
フルログはこちら: 2009_12_8_Yan Lauria 3 ログ.doc

2009年11月27日金曜日

12月のキラカフェ情報

[] 12月1日(火)22:00-
クロストーク「男装・女装と日本人」
好評だった前回のクロストークを受けて、このテーマをさらに掘り下げてみます。panda Kidd 進行です。 [

[] 12月14日(月) 
キラ美術館オープン
キラの敷地内に美術館がオープンします。世界の宗教ということをコンセプトに、さまざまな宗教画、建築物、彫刻などのコレクションが展示されています。ぜひ、お越しください。

[] 12月8日(火)22:00-
「海中に沈んだ氷期の人類の足跡を探る」 
Yan Lauria さんに番外編として、氷河期の人類の足跡をたどっていただきます。現実世界でありえないような偶然の3つめを探す。科学講座、第1回めのこの宿題とも関連がありそうです。

[] 12月15日(火)22:00-
フリートーク 
毎月1回行っている、テーマを決めないお話し日です。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんな会話をお楽しみください。

[] 12月22日(火)22:00-
「終末期医療について」
久々のR.B. Lemon 医師の進行で、終末期医療についてクロストークしてみます。今回はターミナルケア(死迎える前の数ヶ月間)の流れを中心に、病院ではどのようにサポートしているのか、現場で医療者が悩むこと、それらを中心にLemon医師にお話しいただき、討論形式にしていく予定です。

[] 12月29日、1月5日はおやすみします。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください

2009年11月26日木曜日

12月1日のキラカフェは、男装女装と日本人クロストーク

次回、12月1日のキラカフェは、クロストーク企画。


テーマは、男装・女装と日本人です。


 9月に行いましたクロストーク企画「男装・女装と日本人」を、好評にお応えして再度やってみたいと思います!
 前回は、歌舞伎などの芸能や、歴史上の話、もちろんSLのアバターの話など、興味深い話がたくさん出ました。SL内のボイスチャットのあり方や、異性アバターの楽しみ方、さらには(異性アバターを使っているが)性別をカミングアウトしたらどうだったか・・・などという話題もでました。

■前回の過去ログ
http://kirajapan.org/Sep01-2009-JyosouDansou.txt

 さて、今回はどんな話題がでるでしょうか。
いくつかのテーマはご案内しますが、クロストークの行き先は参加者みなさん次第。みなさんが主役です。

開催日時:12月2日 22時~23時 
テーマ  :男装・女装と日本人
司会:Panda Kidd
チャット:文字チャット

場所  
http://slurl.com/secondlife/BaikUn/225/97/251

参加:無料

2009年11月20日金曜日

2009.11.10 Kichimaru Haystack トーク



「考古学夜話 -1-」

元早稲田大学古代エジプト調査室嘱託/同文学部講師 kichimaru Haystack さんに、ピラミッド調査、王家の谷調査、貴族の墓調査、太陽の船調査など、計20回の現地調査に参加なさった経験をふまえた、考古学の現場のお話を伺いました。

Q&Aログはこちら: 2009_11_10_Kichimaru ログ.doc


2009年11月19日木曜日

2009.11.24 Yan Lauria の科学講座 2


「深海での生命発見の旅 一技術者が夢想する新型深海潜水船を公開!」 

Yan Lauria 先生に深海底を調査する潜水艦についてお話いただき、その後、実際に新型潜水船を取り出して、深海調査の旅に出かけました。

海底下のマグマ溜まり周辺にあると思われる、完全独立栄養生態系から300度の熱水噴出を通じて飛び出す水素酸化メタン生成菌。潜水船でこの生成菌をピンポイントで採取するのは、思いのほか大変な作業でした・・・。

スライドはこちら: 2009_11_24_Yan.ppt
フルログはこちら:  2009_11_24_Yan Lauria 2 ログ.doc


2009年11月5日木曜日

11月のキラカフェ情報

[] 11月10日(火)22:00- 
「考古学夜話 1 」 
エジプトで、貴族の墓、王家の谷、ピラミッド、 太陽の船など20回にわたり調査をなさった Kichimaru Haystack さんに、考古学のお話をうかがいます。考古学の目的と遺跡調査や、自ら参加したピラミッド調査について、現地フィールドワークから見えてきたものについてお話しいただきます。

[] 11月17日(火)22:00- 
フリートーク 
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。ぜひ、このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽に kirajapan@kirajapan.org までメールをお寄せください。 

[] 11月24日(火)22:00- 
「深海での生命発見の旅 一技術者が夢想する新型深海潜水船を公開!」 
Yan Lauria さんの科学講座の第2弾。新型潜水船を取り出して、深海調査の旅に出かけます。海底下のマグマ溜まり周辺にあると思われる完全独立栄養生態系から300度の熱水噴出を通じて飛び出す水素酸化メタン生成菌。潜水船でこの生成菌をどう採取するか、模擬してみます。 

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。
なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年10月22日木曜日

10月27日のキラカフェは、セカンドライフマガジンと出版業界

セカンドライフマガジンの発刊に携わり、また様々なITメディアの先鋭ライターでもある東内裕二(Yuji Kazan)さんをお迎えしてお話を伺います。


セカンドライフマガジンを具体例にしながら、編集者とは何をしているのか、雑誌はどうやってできるのか、雑誌は何を目指すのかといった話をしていただきます。


場所はいつものキラカフェです。 →  http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


2009年10月18日日曜日

読書の秋なんていかがですか?




「読書の秋」なんて言葉もありますが、秋はゆっくり本に親しむのもいい季節です。
まだまだ暖かい日は外に出てお日さまの元で、少し肌寒い日は家でゆっくりと。



キラジャパンでは、面白い本と出会えるきっかけになればと、運営メンバーやキラカフェにて
講演をしていただいた方から、おすすめの本を紹介していただきました。


本を手にとってみませんか?



猫語の教科書
著者  :ポール ギャリコ
triangle0306.gifKiremimi Tigerpaw (池上英子) のおすすめ
原著者は交通事故で母をなくした猫、人間の家を上手に猫が乗っ取る方法を
他の猫たちのために書き上げたという設定です。
ピートは英語版、私は日本語版で読みました。
写真も豊富で、猫が好きな人にはたまりません。




千年の祈り
著者:李翊雲 Yiyun Li イーユン・リー

triangle0306.gifAlmond Andel(和田裕子) のおすすめ
今年読んだ本で一番印象に残っている小説をおすすめします。


離婚した娘を米国に尋ねた中国人の父親が、中々心を開こうとしない娘にてこずり、知り合いになった、言葉もろくに通じないイラン女性に話します。

マダムの話がとぎれると、石(シー)氏は言う。「ちゅうごくで、『修百世可同舟』といいます」誰かと同じ舟で川をわたるためには、三百年いのらなくてはならない。それを英語で説明しようとして、ふと思う。言語のちがいなどどうでもいい。訳そうが訳すまいが、マダムならわかってくれるだろう。<たがいが会って話すには、長い年月の深い祈りが必ずあったんです。ここにわたしたちがたどり着くためにです>彼は中国語で話す。


その通りだと、マダムはほほえむ。

<どんな関係にも理由がある、それがことわざの意味です。夫と妻、親と子、友達、敵、道で出会う知らない人、どんな関係だってそうです。愛する人と枕をともにするには、そうしたいと祈って三千年かかる。父と娘なら、おそらく千年でしょう。人は偶然に父と娘になるんじゃない。それはたしかなことです。 --


ひとりではない、ひとりでいても、ひとりではない、複雑に絡んだ関係性の宇宙として自分を捉える見方も、時には身体にいいか、と。





女装と日本人
著者  :三橋順子
triangle0306.gifPanda Kidd (尾崎道雄) のおすすめ
女装という切り口から見た、日本の文化を歴史をおって分かりやすくまとめています。
著者本人も女装をし、女性として生きているため、主観的で客観性がやや薄いですが、
その分読みやすいです。






46年目の光
著者  :ロバート・カーソン
triangle0306.gifRB Lemon(別府理智子) のおすすめ
ノンフィクションです。
感覚が1つ増えることがこんなに大変なことだとは思いませんでした。














羆撃ち
著者  :久保俊治
triangle0306.gifnaoki Turbo のおすすめ
幼少時からハンターに憧れた著者がハンティングだけで生計を立てるようになるドキュメンタリー的自伝です。
ヒグマの足跡を50kmも追跡し、ついに発見、ライフルで一撃でのど元を打ち抜く・・・
その後の解体も詳細に記述されており、その場に立ち会ったような興奮と戦慄を覚える好著です。
筆者は動物と一騎打ちをしている感覚なので、負ければ自分がやられることは覚悟の上です。
ですので、解体シーンがリアルで可愛そうなんて思っちゃう人にはお勧めできません。
これは冒険の実話なのです。自分が食うために相手を倒すのです。
そんな当たり前の事に気づかせてくれた本でした。















藤森照信の原・現代住宅再見1・2
著者  :藤森照信
triangle0306.gifTERRA Zehetbauer のおすすめ
東京大学教授の藤森照信先生、というより「タンポポハウスやニラハウスつくったひと」
というほうがわかりやすいかもしれません。
その藤森先生が昭和から現在までの日本の住宅の建築界の潮流を作品写真を多く載せながら解説されています。建築マニアは必見です。












旅はゲストルーム
著者  :
浦 一也
triangle0306.gifTERRA Zehetbauer のおすすめ
著者が旅のときのいろいろな体験が書かれています。
特に宿泊したホテルの宿泊室のスケッチがすばらしいです。
いろいろな国の文化や習慣を感じることができます。
建築的な視点からもいろいろなことが書かれています。














三国志
著者  :吉川 英治
triangle0306.gifTERRA Zehetbauer のおすすめ
映画レッドクリフで話題になった三国志演義をもとにした小説です。
原文のニュアンスがよく表現されていておもしろいです。
和訳の三国志の中ではいちばんすきです。



ハリーポッターシリーズ
著者  :
J.K.ローリング
triangle0306.gifTERRA Zehetbauer のおすすめ2010年、2011年に2部作として最終章「死の秘宝」が映画公開されます。
原作は映画よりもずっと深くスリリングではまります。
これだけの大作でありながらすべてのつながりがきちんと構成されていて読むたびに新しい発見があります。












新編 脳の中の美術館
著者  :
布施英利
triangle0306.gifHaruka McMahon のおすすめ筆者は美術評論家でありながら、かつて東大医学部で養老孟司氏の研究室の助手を務めたという異色の経歴の持ち主です。
本書は、美術作品の方向性を、視覚がとらえたそのままを忠実に再現することに徹する
「眼の視点」と、それを脳の中で再構成し、新たな世界を描き出す「脳の視点」の二つに
分類し、絵画からコミックまで古今東西の様々な美術作品を分析してゆきます。
読み終わると、絵画の見方が変わるかもしれません。









事故の鉄道史/続・事故の鉄道史
著者  :佐々木冨泰&網谷りょういち
triangle0306.gifMemo Parnall のおすすめ明治大正期、戦中戦後の大きな鉄道事故の概要、原因の分析、事故の法的処理などをまとめた本で、主に安全工学、組織論的な立場から書かれています。
事故原因について新説を展開するなど推理小説的な部分があったり、極限状態での人間模様が生き生きと描かれたり、読み物としても面白く読めます。
本編が戦中までの事件、続編が戦後の事件が多いので、続編の方が読みやすいかもしれません。












感じの漢字
著者  :
高橋 政巳
triangle0306.gifAccura Kurosawa のおすすめ知り合いの篆書家(てんしょか)の著書です^^
漢字の起源に関して、いろいろと面白い話が^^

2009年10月14日水曜日

2009.10.20 Memo Parnall 読書会 増刊号


「人はなぜ形のないものを買うのか」 読書会増刊号 

今年3月に行ったMemoさんの「人はなぜ形のないものを買うのか」 の読書会の増刊号。人は、「価値」を感じれば仮想アイテムでも買う、という点をおさらいし、では、どうやって人は、敷居が高いと言われるセカンドライフで、物・サービスに価値を感じるようになるのか、参加者のみなさんの経験や考えをもとに、ディスカッションしてみました。

スライドはこちら: memo スライド

2009年10月7日水曜日

2009.10.13 Yan Lauria の科学講座 1





  「SL世界の物理法則」

講師:海洋研究開発機構(JAMSTEC)のYan Lauria (西村一)さん

 SL世界の基本物質、プリム、フレキシ、ファントム、パーティクルの力学法則を探る、アバターという第五の物質の謎、太陽と月とSL世界の位置関係について、なぜ昼3時間、夜1時間なのか?などなど。ガリレオ気分になって実験と観察で遊びながら、SL世界の物理現象や天文現象の法則を導き出してみましょう!

スライドはこちら: 2009_10_13_Yan.pdf
フル・ログはこちら: 2009_10_13_Yan1 ログ.doc
サマリと宿題は

2009年10月2日金曜日

10月6日のキラカフェは



Hiroshi Kumaki さんに、「本質」をめぐって~後編・井筒俊彦『意識と本質』と東西の本質論が語るもの」と題して、トークをしていただきます。

1回目は、「本質」ということばの定義と、それが、日常の言語生活や意識とどう関わっているかを考えてみました。

今回は、井筒俊彦氏の『意識と本質』に基づき、私たちがものを意識する時、そこでどのようなことが起こっているのか、東洋で展開された本質論を中心にしたお話しいただきます。

本質とは何か、普遍的本質、個別的本質、それはわたしたちの意識の中でどのように位置づけられるのか。そもそも本質はあるのか? 

立場の違いは、この世界をどう捉えるかということに関わっており、現代の世界情勢のありかたにまで影響を及ぼしています。意識と本質の問題を考えることは私たちの未来を考えることでもあります。


場所は、いつものキラカフェです。 →  http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


10月のキラカフェ情報

[] 10月6日(火)22:00-
「本質」をめぐって~後編・井筒俊彦『意識と本質』と東西の本質論が語るもの」
井筒俊彦氏の『意識と本質』に基づき、私たちがものを意識する時、そこではどのようなことが起こっているのか、東洋で展開された本質論を中心に話します。スピーカーはHiroshi Kumaki氏。本質とは何か、普遍的本質、個別的本質、それは我々の意識の中でどのように位置づけられるのか。そもそも本質はあるのか? その立場の違いが世界をどう捉えるかということと関わっており、現代の世界情勢にまで影響を及ぼしています。意識と本質の問題を考えることは私たちの未来を考えることでもあります。

[] 10月13日(火)22:00-
「SL世界の物理法則」
海洋研究開発機構(JAMSTEC)にお勤めで、SFにも造詣の深いYan Lauria (西村一)さんを講師に迎えての科学講座です。ガリレオ気分になって実験と観察で遊びながら、SL世界の物理現象や天文現象の法則を導き出してみましょう。今回は、SL世界の基本物質、プリム、フレキシ、ファントム、パーティクルの力学法則を探る、アバターという第五の物質の謎、太陽と月とSL世界の位置関係について、なぜ昼3時間、夜1時間なのか?などにとりくんでみます。

[] 10月20日(火)22:00-
「人はなぜ形のないものを買うのか」読書会増刊号
今年3月に行ったMemoさんの「人はなぜ形のないものを買うのか」の読書会の増刊号です。人は、「価値」を感じれば仮想アイテムでも買う、という点をおさらいし、では、どうやって人は、敷居が高いと言われるセカンドライフで、物・サービスに価値を感じるようになるのか、参加者のみなさんの経験や考えをディスカッションしてみる予定です。
こちらをご覧ください→http://docs.google.com/present/view?id=dgzgnjj6_39cz6m7tft

[] 10月27日(火)22:00-
セカンドライフマガジンと出版業界のはなし」
セカンドライフマガジンの発刊に携わり、様々なITメディアの気鋭ライターでもある東内裕二(Yuji Kazanさん)をお迎えし、セカンドライフマガジン発行時のお話や、出版業界にまつわる話をうかがいます。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年9月23日水曜日

9月29日のキラカフェは「癌」についての話です

毎週火曜夜10時より開かれてるキラカフェですが、9月29日は「おなかの医学:消化管の腫瘍」の話です。


腫瘍とは?癌とは?


興味があるかたも多いのではないでしょうか?


夜10時よりキラカフェでお待ちしています!


キラカフェへのTPはこちら

2009年9月21日月曜日

2009.9.15 Accura Kurosawa トーク

「異文化交流と日本人」

四半世紀近くにわたり、外国人に日本語を、日本人に英語を教えてこられた、NJ在住のAccura Kurosawa (池島淳二) さんがゲスト。

もともと海外との交流や軍事的脅威の少なかった日本は、外来のものを歓迎し、独自にアレンジを施してオリジナルを凌駕してしまうという能力に恵まれているが、自ら外に出て、自分をアピールしたり、異文化と葛藤したりコミュニケーションをとる必要に迫られることはあまりなかった。が、グローバリズムはもはや、自然の流れ。来るものは拒まずという内向き思考から外向きに転じ、外界で日本人がこれまで培ってきた能力を伸ばし、深化させていく時期ではないか。

ボイスログはこちら:                                      動 画 1





  動 画 2 動 画 3 → 動 画 4 動 画 5 動 画 6  → 動 画 7

    Q&A ログはこちら:  Sep 15 2009 ログ.doc

2009年9月20日日曜日

こんな方々にお話しいただきました

講師一覧

Pema Pera (Piet Hut)Kira研究所所長。プリンストン高等研究所宇宙物理学教授。同研究所の学際研究プログラム所長。「ヴァーチャルキラ研究所について(2008年10月)、現象学について(2008年12月)、「天文シミュレーションのビジュアル化」(2009年5月)

Kiremimi Tigerpaw (池上英子)Kira研究所理事、New School大学院(NY)社会学部長、教授。専門は比較歴史社会学、理論社会学、文化社会学。「アバターはリアルか?パブリック圏としてのセカンドライフ (2008年11月)

hid Voom (渡邊英徳)首都大学東京、準教授。三次元仮想世界ならではの身体感覚をフルに活かした、仮想世界でしかできない魅力的な空間体験を追求している。「Contents Oriented Space: コンテンツ志向の空間(2008年11月)

Hyo Yoshikawa (殿岡良美早稲田大学社会システム工学研究所客員研究員。同大バーチャルワールド研究部会特別研究員。スノウクラッシュを超えて-仮想世界の現実と未来(2009年1月)

RB Lemon大学病院 消化器外科医師。専門は大腸肛門病学。2009年から医療ワークショップ担当、「セカンドライフと医学教育の可能性について」(2009年2月)、「おしりの医学」シリーズ、「おなかの医学」シリーズほか

Ansony Lindmanバーチュオシティ株式会社(リアル企業)の代表。 「SLを活用した語学レッスン:立体英会話とは?」(2009年2月)

Memo Parnall (吉野ヒロ子)帝京大学文学部専任講師、専攻社会学。野島美保著人はなぜ形のないものを買うのか」読書会(2009年3月)ほか

Kome Oh (山崎健介)
株式会社エクスネック 代表取締役。「仮想空間で働くということ」(2009年3月)


Naoki Turbo民間企業の産業医、専門は呼吸器内科。「パンデミック・インフルエンザとSL」(2009年3月)

RYUJI Racer
武術家。専門は中国武術、孫家拳-太極拳、形意拳、八卦掌。「武術家から見た士道・価値観・美徳」(2009年4月)


Posical Kidd (白井幹人)
株式会社ポジカルの代表取締役。「雇用のミスマッチについて」 (2009年5月)


Nami Neiro(中川奈美)
音楽ユニットルミノスコープのヴォーカル、俳優。「表現者が考える、伝えるということ」(2009年5月)


Yumix WriterSLでYumix LandやYumix Square などを運営。「聴覚障害や手話・ジェスチャーについて」(2009年6月)

TERRA Zehetbauer (寺本勉)建築士、SLのKAZEグループ(代表、Ichiro Furse)のメンバー。建築屋のつぶやき(2009年7月)

Caledona Heron (Stephanie Smith)Kira研究所理事、アメリカ航空宇宙局(NASA)でティーンむけ教育プログラムの技術開発を担当する上級システムアナリスト。「ヴァーチャル環境を利用したNASAの宇宙教育プログラム」(2009年8月)


Haruka McMahonSLでものづくり教室講師。池谷裕二著単純な脳、複雑な『私』」読書会(2009年8月)

Hiroshi Kumakiミュージシャン、インワールドでの企画会社ライフバウンドレコード社長。本質をめぐって~前編『本質』ということば(2009年9月)

Accura Kurosawa (池島淳二)アメリカ・ニュージャジー州在住。NYC近郊で日本語教師としてさまざまな国籍、年齢層の生徒に対して日本語を教えている。異文化交流と日本人(2009年9月)

Yuji Kazan (東内裕二)編集者・ライター。インプレスR&D社にて、セカンドライフマガジン・セカンドライフ公式ガイドなどの発行・編集を行う。セカンドライフマガジンと出版業界(2009年10月)

Yan Lauria (西村一)海洋研究開発機構(JAMSTEC)に勤務するかたわら、ベスト地球・海洋SFファン投票、海底世界一周ノーチラス号デザインコンテスト、水中ロボコンなどを主催している。科学講座シリーズ「SL世界の物理法則」(2009年10月)、ほか

Kichimaru Haystack (廣田吉三郎)元早稲田大学古代エジプト調査室嘱託。同文学部非常勤講師、ピラミッド調査/王家の谷調査/貴族の墓調査/太陽の船調査など計20回の現地調査に参加。ピラミッドに通勤した事のある数少ない日本人。考古学夜話-1-」(2009年11月)

Comet Morigi美術家。サイバースペースと美術の相互影響を焦点にした制作と評論を主に、美術館・ギャラリー・学術誌などで活動。「沈める美術館」、「シムを囲む山」など、SLの作品多数。Larsギャラリー風と霧の林に作品を展示中(2010.2現在)「芸術とは何だろうか」(2010年2月)

Yo Haiku (有坂陽子)鎌倉生まれ鎌倉育ち、1980年高校3年の時AFS留学で渡米、初めは美術を専攻、のち、哲学に変更してサンディエゴステート大学で88年B.A., 90年M.A.、カリフォルニア大学リバーサイド校で96年Ph.D., 96年から2006年までサンフランシスコ大学の哲学部の准教授、研究内容は現象学、西田哲学、政治哲学、テクノロジー、女性、人種問題、など。その後子育て地獄生活にはいる。2005年以来ドイツのハノーバーに在住、現在4年間のブランクを超えてハノーバー哲学研究所のフェロー。 ハノーバーにあるクッキングスクールで寿司などの日本の料理も担当。「哲学入門セミナー」(2010年3月-)

Kosuge Static (小菅貴彦)立教大学原子力研究所研究生、千葉大学大学院で原子力物理学専攻し、放射線アルファ崩壊を研究。現在は日本電子専門学校情報系主任研究員。「放射線物理学の立場から見る原子力発電」、「約20億年前に存在した天然原子炉」(2011年4月、5月)

Haru Bloch地球温暖化問題に取り組むNPO、co2sos の創始者。CO2濃度測定を担う協力者を募り、広域の定点観測でCO2動向をモニターし、公開表示している。観測を通し、協力者の、とりわけ子どもたちの環境への関心を高めようとエコ教育も展開している。「地球温暖化問題へのSL内での活動」(2011年5月)

Tommy Dorairo (齋藤瞳)
非常勤講師、専攻は哲学、倫理学で、メルロ=ポンティの身体を中心に研究。「哲学入門セミナー」(2013年4月- )

2009年9月14日月曜日

2009.9.1 女装男装と日本人 クロストーク

 クロストーク 「男装・女装と日本人」

 参加者で意見を出し合ってみようというクロストーク企画。
テーマは「男装・女装と日本人」です。
 開催日時:9月1日 22時~23時
 進行:Panda Kidd
 過去ログはこちらから読めます。

2009年9月7日月曜日

毎週水曜21時は、キラカフェ増刊号でフリートーク

毎週火曜日22時より、講演・読書会・研究会などを開催しているキラカフェに、水曜日の活動が始まります!


「キラカフェ増刊号」毎週水曜日21時から


水曜日のキラカフェ増刊号は、テーマなしのフリートークです。


「最近、こんなこと考えているんですよ」
「はじめましてー、なんか科学や哲学の話とかしたいんですけどー」
「こんな本を読んだのですが、おすすめですよ、面白いと思うんだけれど、どうですか?」
「あのニュース、どう思います?」
「昨日のキラカフェ、どんなことやってました? ログありませんか?」
  「来週のキラカフェ、どんなことやるんですか? 参考サイトとかありますか?」
「今度キラカフェで、こんなことやってくださいよ・・・っていうか、私にやらせて!」


こんな声を待つ場所が、水曜日のキラカフェです。


火曜日22時のイベント同様、水曜日21時のキラカフェも、よろしくお願いいたします。

2009年9月2日水曜日

2009.9.8 Hiroshi Kumaki トーク




「『本質』をめぐって~前編・『本質』ということば」

 SL内で平和をテーマにしたチャリティ・コンサートなどの活動を行っているHiroshi Kumaki氏に、「『本質』とは何か」について話していただいた。今回はその2回シリーズの1回目。

そもそも「本質」ということばが何を意味しているのかを整理するため、哲学用語としての「本質」=「essentia」、そしてその元となっている「esse」=「be」とはどういうことなのかを掘り下げ、日本人のほとんどが最初に触れる英単語でありながら、最も理解が難しい be の持つ永遠性、普遍性について考えた。私たちが日常使っている「本質」という言葉とのずれに注目し、2回目の本論の導入編とした。

スライドはこちら:  本質をめぐって1.pdf
 (ほぼ)完全ログはこちら: Sep 8 2009 ログ.doc

9月のキラカフェ情報

[] 9月1日(火)22:00-
「男装・女装と日本人」 ディスカッション
RL・SLを通して女装・男装という中性的な魅力に惹かれることについて、クロストークしてみます。変身願望、性同一性障害はなくても、遺伝子による性別とは別に、異性装・中性は魅力にあふれているのではないでしょうか。その魅力とはなんでしょうか。日本文化は、歴史的に異性・中性装をどう扱ってきたでしょうか。<

[] 9月8日(火)22:00-
「『本質』をめぐって~前編・『本質』ということば」
ボーダーレスで人々が交流し、共に新しいものを生み出していく場としてのセカンドライフに注目し、RLやSLでさまざまな活動をしていらっしゃるHiroshi Kumaki さんに、2回構成で「本質とはなにか」というテーマでお話いただきます。1回目の「本質とはなにか」では、本質という言葉をあらためてみつめなおし、そこから導き出される普遍、永遠なる存在へのあこがれについて考えていきます。(part2は10月6日予定)

[] 9月15日(火)22:00-
「異文化交流と日本人」
アメリカ在住の日本人、Accura Kurosawaさんをお招きして、 日本人が苦手とする異文化交流についてお話を伺います。SLでは、世界中から参加しているレジデンツ達が、チャットでのコミュニケーションだけでなく、さまざまなビジネスやアカデミックな活動を楽しんでいて、まさにリアルワールドのグローバル化そのもの。ただ、日本人の問題は、どうやら言葉の壁にとどまらず、異文化の壁にもあるようです。四半世紀近くをアメリカで過ごしてきた体験をもとに、異文化交流についてあれこれ語っていただきます。

[] 9月22日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。ぜひ、このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽にkirajapan@kirajapan.org までメールをお寄せください。

[] 9月29日(火)22:00-
「医療講座」
毎月恒例の、大腸肛門病学専門医、RB Lemonさんの医療講座です。今回は、「おなかの医学(各論):消化管の腫瘍」です。おしりの医学、おなかの医学シリーズの最後の講座となる予定です。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。
なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年8月19日水曜日

8月25日のキラカフェ

8月25日、日本時間22時からのカフェのお知らせです。


月1回、定例の医療講座が行われます。演者は大腸肛門病学会専門医 RB Lemon氏です。


内容は「おなかの医学:機能性消化管障害」です。


機能性消化管障害?聞きなれない言葉ですよね。


ストレスでおなかが痛くなったりしませんか?おなかの痛みで病院にいっても原因不明といわれたことはありませんか?消化管の動きと脳の関連性とは?


以上の話が中心となります。


30分が講演、30分が質疑応答の予定です。


演者と司会はボイスチャット、その他のかたはテキストチャットの予定です。


みなさん、火曜22時にキラカフェへお集まりください。


 http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


 

2009年8月12日水曜日

2009.8.18 Haruka McMahon 読書会


「単純な脳、複雑な『私』」

「単純な脳、複雑な『私』」読書会。人の脳は、なにもないところに因果関係を見ようとする、存在しないものも見てしまう、真実がどうあるかより、これと判断した事実がすべて。また、自分のことは脳・心より身体のほうがよく理解しており、脳は、後追いで、あたかも他者の視点で自分を眺めるように、自分の心やおかれた状況を判断している。心はさらに脳の後追いで、自分の意思で判断しつつある行動は、それに先行する形で脳がすでに指令を出している。脳のゆらぎ、ノイズが果たす、意外な3つの役割。心とはなにか、わたしとはなにか、脳と『私』の関係の、思いがけない脳学者の「解」をHaruka 先生に概説していもらい、参加者でディスカッションを行った。

スライドはこちら: Aug 18 2009_haruka
完全ログはこちら: Aug 18 2009 ログ.doc

2009年7月30日木曜日

2009.8.4 Caledonia Heron トーク

Photo by Daniel Voyager
 
「ヴァーチャル環境を利用したNASAの宇宙教育プログラム」

キラ研究所理事で、アメリカ航空宇宙局(NASA)でティーンむけ教育プログラムの開発を担当している Caledonia Heron  (RL:Stephanie・Smith) さんがゲスト。現在NASAで開発を進めている、SLなどのヴァーチャル環境を利用した教育プログラムや、MMO (多人数参加型オンラインゲーム)、「宇宙飛行:月、火星、そしてそのむこう」について話してもらった。NASAのこの事業は、理系の教育を推進することや、将来NASAで働く人材を開拓する狙いがある。ヴァーチャル環境は子どもたちにもなじみの深いメディアで、集中しやすく、遊び感覚で学習できる。また、LTが中・高校生むけに開発したMath Trax というグラフ用のプログラムなど、2008年末の発表以来大規模なダウンロードがあり、全世界で利用されている。

トークのまとめはこちらから Aug 4 2009 まとめ.doc
スライドはこちらから:    8_4_09_NASA LT.pdf
NASA eEducation Island

8月のキラカフェ情報

[] 8月4日(火)22:00-
バーチャル環境を利用したNASAの宇宙教育プログラム
    キラ研究所理事で、アメリカ航空宇宙局(NASA)でティーンむけ教育プログラムの技術開発を担当していらっしゃる Stephanie/Smith (SL:Caledonia Heron)さんに、現在NASAが開発を進めている、SLなどのバーチャル環境を利用した教育プログラムの概要と、NASA版MMO(多人数参加型オンラインゲーム)、「宇宙飛行:月、木星、そしてそのむこう」についてお話いただきます。

[] 8月11日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。ぜひ、このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽に kirajapan@kirajapan.org までメールをお寄せください。

[] 8月18日(火)22:00-
「単純な脳、複雑な『私』」読書会
SLでものづくり講師をしていらっしゃるHaruka McMahon さんに、池谷裕二著、「単純な脳、複雑な『私』」読書会を担当していただきます。心とはなにか、わたしとはなにか、脳と『私』の関係の、思いがけない脳学者の「解」。Haruka 先生に内容の概説をしていただき、参加者でディスカッションをしてみます。(すべてテキストで行います)

[] 8月25日(火)22:00-
「おなかの医学」
毎月恒例の、大腸肛門病学専門医、RB Lemonさんの医療講座です。前回の「おなかの医学」便秘の神秘編につづき、さらに腸の機能を掘り下げます。医療講座は月に一度の開催です

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年7月25日土曜日

7月28日のキラカフェは医療講座「おなかの医学:各論」です

こんにちは。


次回のキラカフェのご案内です。


7月28日(火曜)日本時間午後10時より、医療講座「おなかの医学」を行います。


今回のテーマは「便秘」。


便秘の基礎と治療についての講演となります。30分が講演、30分が質疑応答の予定です。


場所はいつものキラカフェです。


お誘いあわせの上、ご参加ください。


 


 

2009年7月11日土曜日

2009.7.14 Terra Zehetbauer トーク



KAZE、SOLAシム(所有者、Ichiro Furse)

 「建築屋のつぶやき」

ジャパンリゾートの造成をてがけるKAZEグループ(代表、Ichiro Furse)のメンバーで、RLでも建築士のTERRA Zehetbauer 氏がゲスト。氏のSLやRLでの実績に沿い、数々の作品にあたりながら「建築屋」の目で見たSLの建築物の美しさ、その傾向や特徴を語り、建造物を美術・芸術的にみる楽しさに触れてもらった。

参 照: http://simdesign.arcg.net/ http://kaze.slmame.com/

スライドはこちら:  July 14 2009_Terra.pdf
完全ログはこちら:  July 14 2009 ログ.doc 

2009年7月10日金曜日

7月のキラカフェ情報

[] 7月7日(火)22:00-
海外キラ会員との交流のためのロードマップ
キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っている活動をご紹介させていただきます。米国キラ研究所では、草の根の発想からはじまり、運営者も参加者も楽しんで活動を行っている、さまざまなワークショップがあります。ぜひ、こうした海外ワークショップをのぞいてみてください。また、キラジャパンでも、今後、インターナショナルメンバーをまじえてのトークやディスカッションなどを予定しています。

[] 7月14日(火)22:00-
「建築屋のつぶやき」
建築士でいらっしゃるTERRA Zehetbauer さんに、SLやRLでの自分の足跡に沿い、「建築屋」の目で見たSLの現状と将来の展望についてお話しいただきます。

[] 7月21日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回行っている、テーマを決めないフリートークです。キラカフェの催しについて、最新のSL事情について、ざっくばらんに会話をお楽しみください。このテーマで話をしよう!という要望、キラカフェでこういうことをやってはどうかという提案も受け付けています。お気軽に までメールをお寄せください。

[] 7月28日(火)22:00-
「おなかの医学」フリートーク
毎月恒例の、大腸肛門病学専門医、RB Lemonさんの医療講座です。前回の「おなかの医学」総論編につづいて、今回は各論に移ります。医療講座は月に一度の開催です。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。なお、予定はやむをえない事情により変更になることがあります。ご了承ください。

2009年7月7日火曜日

Kira Interdisciplinary Science Seminar

Kiraの学際的サイエンス・セミナー


担当:Vic Michalak
催時間:毎週木曜日 午前10時(SLT/PDT)
言語:英語
メディア:テキスト・チャット


このセミナーでは、世界をより広く、より深く理解するために学際的な科学的コラボレーションがこれまで何をなしてきたか、これから先なにがどのように可能か、また、特定の分野において、一分野にとどまっていてはありえなかったどのような突破口を提供してきたか、今後するであろうか考えてみます。このセミナーは、2009年2月に『ニンフの科学セミナー』で行われたPiet Hut(SL:Pema Pera)の「知識の知」と題したプレゼンテーションに触発されて開設されました。


「近年の科学研究における重要な課題のほとんどが、その解明に学際的な協力を必要としています。認知科学しかり、システム生物学しかり、環境学しかり。たとえば、代替医療を厳密に評価していくにはどうするかといった複雑な問題に対処するには、専門家集団が集まっていくつもチームを作り、その中で意見交換し、共同で作業にあたる必要があります。ところが、現状では、各分野における文化や方法論の違いが、幅広い学際協力の成就をはばんでいます。学際協力を意味あるものにするにはどうすればいいか。それは、おそらく、自らの知識を深めるだけでなく、お互いの知識への理解を深めること、『知識の知』に重点を移すことにあるのではないでしょうか。」

セミナー第1回目は、まず、これまでの学際研究の発展をたどり、学際研究、多分野共同研究、分野横断型共同研究、領域横断的研究のそれぞれの意味するところを探ってみます。これまで実際に行われてきた学際的協力についてブレーンストームを行います。それから、スピーカーを決めて、学際的協力の事例や、学際的アプローチを必要としている研究課題についてのプレゼンテーションを行ってもらいます。


このセミナーは、以下の4部構成とします。(内容により、前の部に戻ったり、先に進んだりするかもしれません)


第1部:過去
ひとつの科学研究分野の観測、方法、考えかたが、他の分野の研究の役にたった事例があるか。そのコラボレーションはどのようにして起こったか。成功にどのように寄与したか。協力関係は、どのように受容されたか。事例:アルバレス家の父親と息子がそれぞれの地質学と天文学の知識を結びつけ、6,550万年前(中生代と新生代の境目、地質学ではK-T境界)に起こった、恐竜をふくむ生物の大量絶滅を起こした可能性のある原因が何かをつきとめた。


第2部:現在と今後
どのような学際的科学研究が現在、検討され、実行されているか。今日の課題はなにか。学際協力は、問題解決にどう貢献することができるか。たとえば、多種多様な専門分野の研究者が地球温暖化問題に携わっている。また、コンピュータサイエンス分野でも、「モアの法則」の存続のためには、複数の科学分野の協力が不可欠とされている。


第3部:将来
多様な研究分野がその考え方、問題へのアプローチ、方法論を出し合って問題の解決にあたり、よい成果を出していくにはどうすればいいか。学際協力の参考になるような、ほかの領域でうまく機能している協力関係はないか。課題の解決やスムースな協力関係を阻む、「超えがたい溝」は何か。その「超えがたい溝」を超えるために援用できる知的奇策はないか。


第4部:分野横断的学際アプローチ
これまでの検討から、新しいアプローチたりうると思われる方法を問題解決に応用してみる。第1-3において、なぜ学際的協力関係が必要か、そういった研究がもたらしてきた成果はなにかを吟味してきている。そこで、現在学際研究が直面する問題に共通項がないかを分野横断的に探ってみる。問題は、コミュニケーションのありかたか、そもそもコラボレーションそのものが間違いなのか、それとも、計算に誤謬があるのか。学際協力をはばむ障壁を簡潔に記述する方法はあるか。その記述により、可能なアプローチや方法論、問題の解明のしかた、あるいはコラボレーションにひそむ問題の所在そのものがあきらかになり、今後の学際的取り組みに援用できるのではないか。



2009年7月3日金曜日

2009.7.7 海外キラ会員との交流のためのロードマップ



 海外キラ会員との交流のためのロードマップ」

キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っているワークショップ活動を紹介した。

外ワークショップの紹介はこちら: ワークショップ

2009年6月21日日曜日

6月30日の医療講座は「おなかの医学(1)」です

6月30日、日本時間22時から医療ワークショップ「おなかの医学(1)」を行います。


今回はおなかのなかには何がある?なにをしてる?どういう病気がある?といった総論となります。


場所はいつものキラカフェです。


http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


 


よろしくおねがいします。

過去ログ:医療ワークショップ

医療ワークショップ

医療講座

大腸肛門病学が専門の消化器外科医のRB Lemonさんによる医療講座です。


身体の仕組・機能・不調などの症状や説明、また関連疾患についての話もあります。
質疑応答などの時間もあります。(※1)


開催日:火曜日 毎月1回の開催いたします。
具体的な日程は、毎月のキラカフェスケジュールをご確認ください。
http://kirajapan.org/


開催時間:22時から23時


開催場所:キラカフェ
http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


毎月の開催は、テーマとして連続性はありますが、途中月からの参加も自由です。


(※1)RB医師による診察・問診などは行われません。

2009年6月14日日曜日

6月16日のキラカフェ



こんにちは!


6月16日のキラカフェでは Panda Kiddによる「正しく読む」ことについてのカフェトークが行われます。


正しく読むとは何か、例文をもとに「正しく読めているか、読めていないか」などをみなさんと考え、ひとりひとりが持っている「読む・理解する」ということはどういうことか、考えたいと思います。


興味があるかたはぜひ、16日夜10時より、キラカフェに!!!




2009年6月5日金曜日

6月9日のキラカフェ



こんにちは!


 


6月9日のキラカフェでは Yumix Writerさんによる手話ジェスチャーを取り入れたコミュニケーションについてのカフェトークが行われます。


ご自身も聴覚障害者として、手話・ジェスチャー・筆談・文字チャットなどで交流をはかっているYumixさん。


バーチャル空間セカンドライフ内に構築された施設で、手話体験もできる予定です。


興味があるかたはぜひ、9日夜10時より、キラカフェに!!!




2009.6.9 Yumix Writer 手話

バーチャル空間セカンドライフにて、Yumix LandやYumix Square などを運営するYumix Writerさんに、「手話ジェスチャーを取り入れた会話」というテーマで、聴覚障害や手話・ジェスチャーについてお話しいただきました。
  
 ご自身の聴覚障害者としての経験や、セカンドライフなどにおけるコミュニケーションについて、またセカンドライフ上で行われている「手話ジェスチャー制作」の話を披露いただきました。

フルログはこちら

2009年5月29日金曜日

表現者の考える"伝える"ということ

「表現者が考える”伝える”ということ」

今回は、「表現者の考える”伝える”ということ」というテーマです。

 音楽ユニット「ルミノスコープ」のヴォーカルであり、舞台やナレーションなど、幅広く活躍をされている中川奈美さん(SLアバター名:Nami Neiro さん)をお迎えし、”伝える”ということをテーマにお話をしていただきます。

 プレゼンテーションで伝えたいことがうまく伝わらない・・・そんな経験ありませんか?
舞台演劇での伝え方と、ナレーションでの伝え方、その違いとは何か?
歌・演技・作詞・ナレーションなど、様々な分野の経験から、「伝える」ということを伺います。


開催日時:6月2日 22時~23時30 
テーマ  :表現者の考える”伝える”ということ
講師:中川奈美さん(Nami Neiroさん)

場所  
http://slurl.com/secondlife/BaikUn/225/97/251

参加:無料

★講師紹介
幼少時、ピアノ・声楽・バレエなど全身の表現方法を学ぶ。また、三味線の師範である母と、民謡を学ぶ(民謡吾妻流中伝)。
高校よりアマチュア劇団に参加。上京してからも主催し、シェイクスピア作品を中心に上演、主演。
その後「劇団シェイクスピア・シアター」にて喋ることの基礎を学び、それらを生かし声優業を始める。ナレーション・洋画を中心に活動。この頃、司会業も開始。
2007年より歌の仕事を始め、2008年9月「Lumino-scope」を開始、ヴォーカルとしてライヴ・楽曲提供など意欲的に活動。セカンドライフでもヴァーチャルライヴを行っている。
・中川奈美
http://nakagawanami.com/

・Blog
http://nakagawanami.blog50.fc2.com/

・ルミノスコープ
http://lumino-scope.com/

■以降の予定

6月9日  手話ジェスチャーを取り入れた会話(Yumix Writerさん)

6月16日 正しく読むということ(Panda Kidd)

6月23日 フリートーク

6月30日 医療講座「おなかの医学」(RB Lemonさん)


6月2日のキラカフェは

こんにちは!


6月2日のキラカフェでは 中川奈美さんによる「伝える」ということについてのトークが行われます。


音楽ユニット「ルミノスコープ」のボーカルとしての歌唱・作詞、また舞台での演技やナレーターとしての活動など、それぞれの立場での「伝える」という行為についてお話いただきます。講演30分、質疑応答30分の予定です。


興味があるかたはぜひ、2日夜10時より、キラカフェに!!!


http://slurl.com/secondlife/BaikUn/225/97/251

6月のキラカフェ情報

[] 6月2日(火)22:00-
表現者の考える”伝える”ということ(中川奈美さん)
音楽ユニット「ルミノスコープ」のボーカリストであり、作詞家であり、舞台演劇やナレーションなどもされる中川奈美さんに、「伝える」というテーマでお話を伺います。

[] 6月9日(火)22:00-
手話ジェスチャーを取り入れた会話(Yumix Writerさん)
Yumix Writerさんをお迎えして、聴覚障害や手話・ジェスチャーについてのお話を伺います。ご自身の聴覚障害者としての経験や、セカンドライフなどにおけるコミュニケーションについて、またセカンドライフ上で行われている「手話ジェスチャー制作」の話を伺います。 さらに当日は、手話体験もさせていただける予定です。

[] 6月16日(火)22:00-
正しく読むということ
キラジャパンの運営メンバーである尾崎道雄がスピーカーになって「正確に読む・読み取る」ということについて、みなさんと1時間お話をしたいと思います。読書・国語の試験から、マーケティングデータまで、日常には「読む」機会がたくさんありますが、正しく読むとは何なのでしょうか。

[] 6月23日(火)22:00-
フリートーク
毎月1回、テーマを決めない「なんでもあり」のフリートークです。集まった方次第、どんな話題がでるのかお楽しみに。
 ここから、新しい講演やテーマ、ワークショップがたちあがることも!

[] 6月30(火) 22:00-
医療講座:おなかの医学
毎月恒例、大腸肛門病学が専門の当研究所医師、RB Lemonさんをお招きして、痔、便秘、消化器系の不調などなどなど、排便機能と関連疾患についてわかりやすくお話しいただく予定です。前回までの「おしりの医学」から、今度は腸などを中心とした「おなかの医学」についてです。医療講座は月に一度の開催です。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください

2009年5月21日木曜日

5月26日のキラカフェは医療ワークショップ「おしりの医学(2)」です

こんにちは!



5月26日のキラカフェでは RB Lemonによる医学ワークショップが行われます。

今回の話題は前回に引き続き「おしりの医学(2)」となります。

前回は基礎編でしたが、今回は応用編。

主に痔を中心としたお尻の病気についてお話します。講演30分、質疑応答30分の予定です。

興味があるかたはぜひ、26日夜10時より、キラカフェに!!!


2009年5月14日木曜日

天文シミュレーションのビジュアル化

キラカフェでは、毎週、様々な科学的・教育的討論を交える、
無料・自由参加のセカンドライフ内イベントを開催しています。

今回は、「天文シミュレーションのビジュアル化」についてです。
キラ研究所所長のPiet Hut 宇宙物理学教授(プリンストン高等研究所)が、SLでの天文シミュレーション ビジュアル化の研究についてお話しします。

トーク後半では、シムを移動し、実際に軌道を変えながら運行する星が、まるで踊るように見えるデモを体験していただきます。

Piet氏にはボイスを、参加のみなさまにはテキストチャットをお願いすることになります。
トークは日本語で行います。Q&Aでは、通訳・翻訳がフォローします。

開催日時:5月19日 22時~23時
テーマ  :天文シミュレーションのビジュアル化
講師:Piet Hut (Pema Pera)さん Kira研究所所長

場所   
http://slurl.com/secondlife/BaikUn/225/97/251

参加:無料

5月19日のキラカフェは

「天文シミュレーションのビジュアル化」


Piet Hut 宇宙物理学教授が、現在、国立情報学研究所、国立天文台とプリンストン高等研究所が共同で進めているSL上の天文シミュレーション ビジュアル化の研究についてお話します。


トークの後半では、シムを移動し、実際に軌道を変えながら運行する星が、まるで踊るように見えるデモを体験していただきます。


トーク中には天文学に関するQ&Aも受け付けます。
宇宙の創生、ビッグバン、統一理論、日ごろ耳にする天文学のビッグターム。
一般人の立場から、または、科学者の立場から、宇宙物理学の専門家に、素直に質問を投げかけてみてはいかがでしょうか。 


Piet氏にはボイスを、参加のみなさまにはテキストチャットをお願いすることになります。
トークは日本語で行います。Q&Aでは、通訳・翻訳がフォローします。


Piet Hut 氏は、キラ研究所所長で、プリンストン高等研究所の宇宙物理学教授、学際研究プログラム所長をしています。


 場所は、いつものキラカフェです。22時より。


http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


 お気軽にお立ち寄りください!

2009年5月6日水曜日

2009.5.12 Posical Kidd SL雇用


人材コンサルティング会社 株式会社ポジカルの代表取締役 白井幹人(Posical Kidd )さんをお招きし、異業種交流の講演、「雇用のミスマッチ」についてお話をうかがいました。
 就職・採用におけるミスマッチとはなにか、なぜ起きるか、SLでどうすればいいのか。

スライドはこちら

2009年5月1日金曜日

5月のカフェイベント

5月の予告!

キラ研究所・キラカフェの日本語による定例活動は、毎週火曜日22時からです。


[] 5月5日(火)22:00-
  大型連休中なので、たぶんキラカフェはお休み・・・

[] 5月12日(火)22:00-
講演「雇用のミスマッチ」
株式会社ポジカルの代表取締役、Posical Kidd さん(白井幹人-しらいみきと-)さんに、現在の雇用のミスマッチとセカンドライフの可能性についてお話いただく予定です。

[] 5月19日(火)22:00-
「天文シミュレーションのビジュアル化」
キラ研究所所長のPiet Hut (宇宙物理学)が、現在、国立情報学研究所、国立天文台とプリンストン高等研究所で進めている天文シミュレーション ビジュアル化の共同研究についてお話し、実際に軌道を変えながら運行する星が、まるで踊るように見えるデモを体験していただきます。

[] 5月26日(火)22:00-
医療講座「おしりの医学」
大腸肛門病学が専門の当研究所医師、RB Lemonさんを再びお招きして、痔、便秘、消化器系の不調などなどなど、排便機能と関連疾患についてわかりやすくお話しいただく予定です。医療講座は月に一度の開催です。

[] 6月講演
「海外キラ 会員との交流のためのロードマップ」
キラ研究所って?キラカフェって?キラカフェでは、今後、キラ インターナショナルのメンバーを招いてトークを行う、ディスカッションをする、などを予定しています。その前に、まず、キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っている活動をご紹介します。

2009年4月29日水曜日

インターナショナルお花見ありがとうございました

  26日の23時より、インターナショナルお花見を行うことができました。ありがとうございました。

  当日は、定例の火曜日22時ではなく、少し遅い23時開始というスケジュールでしたが、(日本では)週末最後のイベントとして、世界の各国では日曜日朝の方もいらっしゃいましたが、アメリカ・スコットランドをはじめ、時差を越えて楽しく交流することができました。

 キラ研究所のメーリングリストやセカンドライフ内グループでの告知を見た方以外でも、偶然会場付近を歩いていた方なども巻き込み、和気藹々と楽しい時間をすごせました。一生懸命スケジュールをあわせていただいた方も、飛び入り参加の方も、みんなありがとう!

 この「インターナショナルお花見」は、キラジャパンの目指す活動の1つである「国際交流」の一端でしたが、今後もキラ研究所(インターナショナル)との交流も含め、日本の情報を世界に発信していく・世界の情報を受信していく、そんな場をつくれたらと思っています。

 今後とも、よろしくお願いいたします。

  なお、お花見の会場は5月中旬まで維持しております。
 おそらく、「まだ桜を楽しめる」「時期ハズレでもお花見の宴会ができる」貴重な場ではないかと思います。この宴会場内は、ボイスチャットを使っても土地内だけで声が流れ、周囲にも迷惑をかけません。

 キラカフェのグループ所属に設定いただければ、オブジェクトの設置も可能です。

■時期はずれながらも、未だに桜が咲いている・・・お花見会場
http://slurl.com/secondlife/Jabara%20Land/100/172/28

 ロスタイムのような「桜のお花見」をご自由にお楽しみ下さい。

2009年4月28日火曜日

日刊工業新聞一面に掲載されました

 日刊工業新聞4月17日の一面「産業春秋」にて、キラ研究所の活動と、キラジャパン代表(池上英子)の記事が掲載されました。


(日刊工業新聞)


「ビジネスの有力なツールになる」と自動車メーカーなどが競って3次元仮想社会「セカンドライフ」に出展してからまだ2年もたっていない。最近は話を聞くこともなくなった
 この仮想社会を科学コミュニティーが活用しようという動きがでてきた。国際的な共同研究や科学者と市民のコミュニケーションの場として使い、一定の成果を収めている試みもある
 ニューヨークにあるニュースクール大学院社会学部長の池上英子さんは「仮想社会は二つの点で新しい市民参加型コミュニケーションに発展する可能性を秘めている」という。1つは地理、文化、年齢、心身の障害といったバリアーがないこと
 もう一つは遊び心だ。江戸時代には「連」や「組」といった俳諧などの趣味や遊びで楽しみながら緩やかにつながるネットワークがあった。これが身分制社会に風穴を開けた、と池上さんは著書「美と整列の絆」(NTT出版)で論じた。俳名で仮想空間に遊んだ日本人為は仮想社会はなじみやすいかも
 江戸は鎖国経済の中でも文化が深く成熟した時代だった。仕事一辺倒でがんばった成果が経済危機とはやりきれないが、こんなときこそ、俳名をアバター(分身)に置き換え、遊び心で仮想社会をのぞいてみるのも手かもしれない。


■日刊工業新聞社
http://www.nikkan.co.jp/



2009年4月24日金曜日

Reality Lab

リアリティ・ラボ




担当:Vishnu Duranjaya
催時間:毎週月曜日 午前9時(SLT/PDT)
言語:英語
メディア:テキスト・チャット


このワークショップでは、世界の伝統的な瞑想法がこれまで取り組んできた課題のいくつかを改めて検討してみます。伝統的な瞑想法は、現実感を直接、理解することが可能だとしています。これを額面どおり受けとれるかどうかはさておき、わたしたちは現実感がなにで構成されているかの問題に真剣に向きあってみたいと考えています。迂回した方法をとらず、現実感を、ただ、現実感そのものとして調べるにはどうしたらいいか。このリアリティ・ラボでは、「現実感」を直接、探ることが可能であるという前提で、グループ・ワークでこの問題に取り組んでいきます。


この問題を追及するためにヴァーチャル空間、SLを使う利点は、哲学的な方法とは違う、経験にもとづいた探求を可能にしてくれること。伝統的な瞑想法とヴァーチャル空間には、本質的に共通する要素があるのかもしれません。また、この新しいメディアを使えば、より広い人文科学の視点を取り入れることができるかもしれません。これまで人工知能学者は、コンピュータにチェスをさせるのは簡単だが、物をつまみあげるロボットを作るのは至難の業であることを学んできました。わたしたちも、実際に課題にとりくんでみる中で、これまで自明と考えられてきた問題の数々がそれほど単純なものではなかった、そういう発見をすることになるのかもしれません。


ワークショップでは、毎回テーマを設けてディスカッションしていきます。


Vishnu Duranjaya
RL名はRajesh Kasturirangan。数学者、認知科学者。2001年より、数々のキラの活動に加わっている。



2009年4月23日木曜日

2009.4.28 RYUJI Racer トーク

「武術家から見た武士道・価値観・美徳」

中国武術が専門(孫家拳-太極拳、形意拳、八卦掌)で、太極拳なども教えているRYUJI Racer氏がゲスト。武士道とは、死ぬこととみつけたり、と葉隠-はがくれ(江戸時代中期、1716年ごろ)にある武士のありかたも、戦国時代と江戸時代ではそのありようを異にしている。太平の世において、絶対忠誠心を求め、武士道が単に殺傷の方法論ではなく、刀を主たる武具とし、儒教と絡めた形で体系づけられたのは江戸時代。戦国時代とのちがいや、江戸時代の武士道の特徴について概説していただいた。>

ほぼ完全ログはこちら:  April 28 2009 ログ.doc

■Ryuji Racerさんが師範代をつとめる「日本孫氏太極拳研究会

2009年4月15日水曜日

4月21日のキラカフェは・・・

「おしりの医学」についての話があります。演者は大腸肛門病学会専門医のRB Lemon氏です。


シリーズですので次回は「基礎編」となります。


おしりの病気について知りたいな~~って思ってらっしゃる方、ぜひキラカフェにいらしてくださいねSmile


開催場所
http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251



2009年4月10日金曜日

[Kira Cafe] 次回のKira Cafe

次回も4月14日火曜夜、22時からカフェを開きます。


 14日は異文化交流・異言語交流の「インターナショナル花見」を開催するための相談会。


 いつやる・なにやる・どこでやる・・・の相談です。


 運営メンバーが、ある程度の候補をあげていきますが、もしもっと良い案があれば・・・
そんなあなたの意見をまっています。


 花見は、4月下旬の週末の見込み!?


 相談の場所は、いつものキラカフェです。


http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251


 お気軽にお立ち寄りください!

2009年4月3日金曜日

4月の カフェ・イベント

[] 4月7日(火)22:00-
フリートーク
議論談論団論討論闘論、これをもって「清談」と古語には申します。ざっくばらんに、身近な話題、 最近気になっていること、面白いと思った活動などお話しください。

[] 4月14日(火)22:00-
インターナショナル花見会の相談
海外のキラ研究所メンバーと一緒に、日本の文化や、日本語を学べるイベントをやろう…!ということで、インターナショナル花見会を4月下旬に計画中です。なにやる・いつやる・どこでやる? 相談会です。

[] 4月21日(火)22:00-
医療講座「おしりの医学」
大腸肛門病学が専門の当研究所医師、RB Lemonさんを再びお招きして、痔、便秘、消化器系の不調などなどなど、排便機能と関連疾患についてわかりやすくお話しいただく予定です。

[] 4月26(日) 23:00- (いつもの22時ではなく、23時です)
インターナショナル花見会!開催場所が、いつものキラカフェではありません。
http://slurl.com/secondlife/Jabara%20Land/100/167/28
海外のユーザーの「日本人と交流したい・日本の勉強をしたい」という声に応えての、交流お花見。
ずいぶんお花見シーズンから遅れてしまったけれど・・・簡単な挨拶など、日本語を教えつつ、お互いの国のことなど、聞いちゃいましょう。

[] 4月28日(火)22:00-
「武術家から見た武士道・価値観・美徳」
中国武術が専門で、太極拳なども教えていらっしゃる「RYUJI Racerさん」による、日本人がわりと知らない・勘違いして思い込んでいる武士や侍の心や身体についての話を、現在に引継ぎ体現している武術家の立場からお話していただきます。

もののはずみで 「5月の予告」!

[] 5月5日(火)22:00
  大型連休中なので、たぶんキラカフェはお休み・・・

[] 5月12日(火)22:00-
講演「雇用のミスマッチ」
株式会社ポジカルの代表取締役、Posical Kidd さん(白井幹人-しらいみきと-)さんに、現在の雇用のミスマッチとセカンドライフの可能性についてお話いただく予定です。

[] 5月19日(火)22:00-
講演「海外キラ 会員との交流のためのロードマップ」
キラ研究所って?キラカフェって?キラカフェでは、今後、キラ インターナショナルのメンバーを招いてトークを行う、ディスカッションをする、などを予定しています。その前に、まず、キラ研究所所長の Piet Hut と キラ ジャパン代表の池上英子が、キラ研究所の行っている活動をご紹介します。

[] 5月26日(火)22:00-
医療講座「おしりの医学」
大腸肛門病学が専門の当研究所医師、RB Lemonさんを再びお招きして、痔、便秘、消化器系の不調などなどなど、排便機能と関連疾患についてわかりやすくお話しいただく予定です。医療講座は月に一度の開催です。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。
  みなさまのご協力よろしくお願い申しあげます!

 なお、この予定はやむを得ない事情により変更になる場合があります。その旨、ご承知おきください。