2011年6月29日水曜日

2011.7.5 Yo Haiku 哲学入門セミナー

「哲学入門セミナー」12

「幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である。」

「機嫌がよいこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現われる。歌わぬ詩人というものは真の詩人でない如く、単に内面的であるというような幸福は真の幸福ではないであろう。幸福は表現的なものである。鳥が歌うが如くおのずから外に現われて他の人を幸福にするものが真の幸福である。」

三木清「人生論ノート」の中の「幸福について」をとりあげました。
質問、意見、コメントのあるかた、このブログにアクションください。

フルログはこちら → 2011_7_5_哲学入門12 ログ

2011年6月22日水曜日

6月28日のキラカフェは 「英語ができる人、できない人というのは、どこが 違うのか?」

6月28日(火曜)のキラカフェは 「英語ができる人、できない人というのは、どこが違うのか?」をテーマに、Hiroshi Kumakiさんとディスカッションを行ないます。

HiroshiさんがRL企業内で日本語の文書を英訳することにも関わってきた経験から、英語で表現したい時に頭の中でおこっていることを、皆さんにインタビューをしながら明らかにしていきたいと考えています。

時間は夜10時から1時間。場所はいつものキラジャパンカフェです。

参加者全員、テキストチャットの予定です。

初めての方も歓迎します。興味があるかた、キラカフェにお集りください。

2011年6月16日木曜日

6月21日(火)のキラカフェは

!!火曜日の開催です。ご注意ください!!

次回のキラカフェはフリートークです。

テーマを決めない、ざっくばらんなお話日。最近、気になっている話題、キラカフェでこういうことをしてはという提案、気楽に集まって、お話ししましょう。

午後10時から11時まで。
場所はキラジャパンのカフェです。

すべてテキストで行います。

2011年6月10日金曜日

6月15日のキラカフェは「国際化」

6月15日のキラカフェは、ディスカッション企画。
テーマは「国際化」です。

国際化・・・よく聞く言葉です。しかも、非常にポジティブで若々しさと新しさを感じる言葉。
国際的・国際交流・国際派・グローバリゼーション・国際関係・・・

「日本にとらわれずに、世界に出て行こう」
「他言語・多国籍と接しよう」
「世界基準を身につけよう」
「世界規模で活動するべき」

どれも力強い言葉です。

国際化や国際交流というものに求められるものは何かということを見ることを通して、それは国際化なくして得られないのか、国際化だからこそ得られることは何か…

「国際化」というキーワードから、みなさんの中にある国というカテゴリー、セクションの考え方を聞けたらと思います。

2011年6月8日水曜日

6月のキラカフェ情報

!!火曜日、水曜日、曜日にご注意ください。!!


6月8日(水)22:00-23:00
「哲学入門セミナー」11 Yo Haiku
これまでの「間主観性」のお話、「私」という本質はあるか」、「時間」とは、「真実」とは、から離れて、「社会はニンゲンを平等に扱うべきか」、「テクノロジーとは」のような社会的なテーマ、または、ポリティカルフィロソフィー(政治哲学)などを見てもおもしろいのでは。そう、提案いただいています。
(すべてテキストでおこないます)

6月15日(水)22:00-23:00
カフェ・ディスカッション「国際化」
国際化や、国際交流に求められるているのは何か。意見交換を通して、みなさんの中にある国というカテゴリー、セクションの考え方をディスカッションできたらと思います。
(すべてテキストでおこないます)

6月21日(火)22:00-23:00
「フリートーク」
毎月1回行っている、テーマを決めない集まりです。最近気になっていることや、キラカフェの催しについてなど、ざっくばらんな会話をお楽しみください。
(すべてテキストでおこないます)

6月28日(火)22:00-23:00
「なぜ英語ができるのか、できないのか」 Hiroshi Kumaki
英語ができると言われる日本人の頭の中はどうなっているのか?
英語を使う人、逆に英語苦手な人。それぞれの頭の中で何が起こってるかをインタビュー形式で探ってみるという企画です。

Hiroshi Kumaki氏による進行で行われます。

(すべてテキストチャットの予定です。)

場所はキラジャパンのカフェになります。

ぜひ、参加くださるとともに、ブログ、SNSなどで宣伝してください。
なお、予定はやむをえない事情により変更になる場合があります。ご了承ください。

2011年6月1日水曜日

2011.6.8 Yo Haiku 哲学入門セミナー

「哲学入門セミナー」11

社会哲学、政治哲学、倫理学、美学、宗教哲学、科学哲学、歴史哲学、言語哲学・・・。哲学にはさまざまな種類がありますが、その中のひとつに、日本哲学というものがあります。1911年-1945年あたりに西田幾多郎をはじめとする京都学派が盛り上げた哲学です。

この日本哲学は、1943年頃-終戦に帝国主義思想、天皇主義を支持する政治哲学を展開した咎で、「犬も食わない」、埋められた思想となりました。以降、哲学の世界では京都学派や日本人哲学者がまともに取り上げられることはなく、哲学とは西洋哲学を指すのが主流となりました。

とは言え、西田幾太郎はもとより、三木清もマルクス主義や技術哲学で、和辻哲郎も倫理学で、現代に通用する優れた考察と研究を行いました。彼らの研究には、右傾批判にかすめ取られるべきでない、封印された真価があるかもしれません。

次回は、三木清の「人生論ノート」より、「幸福について」の中の文章を引用し、その内容を掘り下げてみましょう。

詳しくはこちら(ログ) → 2011_6_8_哲学入門11 ログ
「人生論ノート」 → 青空文庫