今回は、脳科学と哲学の関係の話になりました。
今は、脳科学が発達しているから、哲学の扱う内容は脳科学の成果に還元して説明することができるだろう。メルロ=ポンティの身体論も今日的意義はないのではないか。もう少し広げて、認識論や身体論に関わる哲学的な考察一般は、脳科学の成果に任せておけばいいのではないか。
この問題提起をめぐってディスカッションを行いました。
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セミナー内では特に言及していませんが、さまざまな文献を参照しています。
以下、主な邦語文献を記載します。
加賀野井秀一『メルロ=ポンティ』
木田元『メルロ=ポンティの思想』
木田元『現象学の思想』
谷徹『これが現象学だ』
ダン・ザハヴィ『フッサールの現象学』
村田純一『知覚と生活世界』
鷲田清一『メルロ=ポンティ』
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