「哲学入門セミナー」20
西田幾多郎の『善の研究』(1911)の初めの文、「純粋経験」について、9ページ
「経験するといふのは事実其のままに知るの意である。まったく自己の細工を棄てて、事実に従うて知るのである。純粋といふのは、普通に経験といって居る者もその実は何等かの思想を交へて居るから、僅かも思慮分別を加えない、真に経験そのままの状態をいふのである。」
「純粋経験」とは。主・客、精神・物質などの2次元性を否定した考え方とは。
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