「哲学入門セミナー」8
二人称自己「われわれ」は、一人称の自己が後ろにひき、「自分」と「他者」の境界があいまいで、あたかも「間」が主体であるような「わたし」のありかたを指すようです。
この二人称の立場が、実は一番の根本で、そこから主、客がどちらもできあがるという立場があります。
まったく純粋な第一人称は、ひとりごとの時もなく、客観的事実も立証を経ることで「間」に基づく、そういう立場があります。
次回は、この二人称の世界の根本を現象学的に見てみます。
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